1963-05-22 第43回国会 衆議院 農林水産委員会 第31号
それから一筆収量建ての問題でございますけれども、これは実は私の独断かもしれませんけれども、不安定地、特に常襲災害地というものが今日実は非常にゆるやかになってきつつある、解消しつつある段階ではないか、そうしますと、農単制度というものは実は理論的に申しまして、当然そうあるべきものだと思うのでありますけれども、常襲災害地が次第に解消している段階、それからまた農業技術によって克服し得る災害というものが、次第
それから一筆収量建ての問題でございますけれども、これは実は私の独断かもしれませんけれども、不安定地、特に常襲災害地というものが今日実は非常にゆるやかになってきつつある、解消しつつある段階ではないか、そうしますと、農単制度というものは実は理論的に申しまして、当然そうあるべきものだと思うのでありますけれども、常襲災害地が次第に解消している段階、それからまた農業技術によって克服し得る災害というものが、次第
その残りはどうして残ったかと申しますと、炭鉱付近で陥没のおそれがあるというものにつきましては、要するに収穫不安定地でございまして、解放して農家に渡しましてもその上でりっぱな自作農ができぬ。したがって、これはもう買収除外するのだということと、あとは保安用地その他で近く転用相当だ、ほかの目的に使うのだということがはっきりしているものについては、買収の除外をしたわけでございます。
しかしその場合に問題は、不安定地と申しましても、やはりその区域内で非常に多く被害をこうむる場合、用水不良地といいましても、浸水の時間あるいは深さも非常に大きいものがございます。それから浸水も浅くて短いところもございます。ですからそこには条件がございますけれども、そこまで詳細に見ますと非常にむずかしいと思います。
不安定地農民の立場からいたしますと、補償法については、常に補償をされるわけですから、関心は当然強くなるし、有利なる政策であります。かけ捨てになるということは、さらに保険収支のバランスにも大きく作用をいたすように私は考えます。
○山内説明員 たとえば今の不安定地の場合、非常に小面積においてその無理が発生して来るけれども、非常に広範囲においても出て来る場合がある。ですから私が温度と申しましたのは、主として水温と冷害の場合の温度をさしておる。それも水の場合にはある程度の広範囲の用水不良地、それから広範囲における旱魃ということをさしております。
従つてそういう不安定地、いわゆる地域的にきまつた地帯を耕作している不安定地の農民にとりましては、本制度は相当願わしいものであると思いますけれども、同じ村におきましても、安定地と言いますか、そういつた無災害地の農民にとりましては、不平ということがあります。いわば掛金というものに対しまして掛捨というような不平が起つて参ります。